無免許より悪質---偽造した国際免許証を提示した男に懲役刑

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偽造されたものと知りつつ、事故を起こして検挙された際に国際運転免許証を提示、行使しようとしたとして、偽造有印私文書行使、道路交通法違反(無免許運転)、業務上過失傷害に問われた男の裁判で、那覇地裁は5日、懲役1年の実刑判決を言い渡した。

この男は昨年3月、トラックを運転中に沖縄市の市道で大型二輪車と衝突し、二輪車の男性に全治2カ月の重傷を負わせた。男は無免許だったが、110番通報を受けて駆けつけた沖縄県警の捜査員に対して、以前フィリピンで入手した偽造の国際免許証を提示した。日本人なのに国際免許証を提示したことを不審に思い、調べてみた結果、免許証は偽造であることが判明したため、偽造有印私文書行使、道路交通法違反(無免許運転)、業務上過失傷害の容疑で逮捕していた。

5日の判決で那覇地裁の早田尚貴裁判官は「偽造されたことを知りつつ免許を入手し、さらにそれを使用したことは悪質。無免許運転を行ったことで交通事故を誘発し、被害者への賠償も怠っているのは言語道断」として、懲役1年の実刑判決を言い渡した。

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《石田真一》

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