沖縄・那覇空港近くの海岸で回収され、県職員の誤った判断で県庁内に持ち込まれた3発の不発弾のうち、爆発の危険性が高かった1本についての処理が24日午前、自衛隊の不発弾処理隊の手によって行われ、30分程度で無事に終了した。
この不発弾が持ち込まれた県庁は那覇市の中心部にあり、周辺には沖縄県警や那覇市役所を含む官公庁や、大規模小売店舗などが立ち並ぶ。不発弾処理が行われる際には、周辺に退避命令が出されるが、それは県警本部も例外ではなく、110番通報を受け付ける通信司令課の一部職員を除いた全職員が一時避難を強いられた。周辺道路の交通規制も行われ、処理開始の5分前となる午前9時55分までには県庁から半径230メートル以内が無人と化した。
しかし、自衛隊創設以来とも言われる「高層の建物内での不発弾処理」は30分程度で無事に終了。県警でも特に大きな混乱や事件対応への支障はなく、午前11時には通常業務へと復帰したという。
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