「自殺」飲酒運転発覚を苦に……埼玉県警の警部補

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飲酒運転をして民家の塀を壊した埼玉県警・岩槻署に勤務する56歳の警部補が自殺していたことが明らかになった。ポケットに入っていた遺書などから、埼玉県警では事故を苦に自殺したものと見ている。

この警部補が事故を起こしたのは今月2日。埼玉県菖蒲町の町道沿いにある民家の塀に軽自動車で衝突したというもの。飲酒運転の発覚を恐れ、示談を済ませただけで警察に事故の届け出をしなかったため、地元の久喜警察署が道路交通法違反(飲酒運転・事故不申告)で書類送検すべく捜査を行っていた。

警察での取調べの際、この警部補は「飲酒していたのでまずいと思った」と供述していたというが、6日朝になって知人へ「もうダメだ、責任を取って桶川市内の公園で死んでくる」と自殺を予告する電話をかけていたことから、管轄となる上尾署の警察官がこの警部補の行方を探していた。

ポケットには「岩槻署の皆さん、ご迷惑をお掛けしました」という遺書があったことから、事故を苦に自殺したようだという。

《石田真一》

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