これは実質的には減給? マイカー通勤の市職員から駐車料金を天引き

自動車 社会 社会

愛知県瀬戸市は30日、一般財源の収入不足を補うため、マイカー通勤している職員から駐車料金を徴収する方針を決定した。4月1日から導入される予定で、マイカーを市の施設内に駐車させる場合、月額3200円の駐車料が必要となる。

新たに駐車料金の徴収が決まったのは市が管理する72の施設。具体的には市立小中学校や消防署などで、マイカー通勤する常勤の職員550人あまりが対象になる。施設への駐車を有料化することで、新たに2000万円の収入が増えるが、これらは市の一般財源に組み込まれるという。

市では「勤務する職員のクルマを置いてある場所も市の所有地。これまでは職員のクルマを置くことが行政所有地の目的外使用に当たると指摘する声もあったが、正当な料金を徴収することで財産の有効活用になる」としている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース