【マツダ『RX-8』開発物語】約10年におよぶプロジェクトのすべて

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ここまでできあがっている---マーテンス常務
東京モーターショーのマツダ・ブースに飾られていた『RX-8』。2001年1月のデトロイト・ショーに出品されたのは赤いボディのRX-8だったが、今回はイエローボディ。開発の指揮を執っている第3プラットフォーム・プログラム開発推進室の片渕昇主査は「内外装とも市販にかぎりなく近いデザイン」だと語っている。RX-8の量産承認は01年7月に下りている。市販は17カ月後の予定、つまり2003年4月だ。

覚えているか?……ルーツは『RX-01』
95年の東京モーターショーにマツダは、『RX-01』という名前のコンセプトモデルを出品した。2+2シーターの純粋なFRスポーツカーであり、全長4055mm×全幅1730mmというコンパクトなボディは『RX-7』より長さで240mm、幅で30mm小さかった。

RE存続、欲張りな企画
98年の春、マツダ社内で若手の商品プランナーが次世代スポーツカーの商品企画に取り組んでいた。20歳代から40歳代以上まで、年齢層ごとにユーザーを集めたクリニック(消費者を集めて直接意見を聞く会)を開催し、その結果を分析し、将来の商品をどういう方向で開発するか、議論を重ねていた。

次世代『RX-7』に発展するとしたら?
現行『RX-7』のデビューは91年10月。すでに10年を経過している。『RX-8』発売は2003年春ごろの予定だから、あと2年はRX-7の販売が続く?

数値だけでは語れない性能、素性
『RX-8』開発はいよいよ佳境だ。メカニカル・プロトタイプによるシャシー、ボディ、各種システムのテストは現在、最終フェーズに入っている。年明け早々に新RE(ロータリーエンジン)・レネシスの本番仕様を搭載したフルプロトタイプが完成し、いよいよ「味付け」も含めたテストの段階を迎える。
《レスポンス編集部》