9月にアメリカで発生した同時多発テロがチーム再建へかなりの影響を与えていたことを、アラン・プロストが明らかにした。合意直前までいったサウジアラビアの大富豪、アルワリード王子との交渉が、テロ事件以降進展しなくなったという。
「9月11日の事件が契約への可能性を断ってしまった。どこも態度が慎重になってしまった。広告予算が40%もカットになったところも多いし、うちだけでなく、他チームにとっても深刻な事態だ」とプロスト。
未だ来季の体制についての発表はなされていないが、フェラーリ・エンジン以外の使用はないことを明言。しかしフェラーリのエンジンは年間1300万ポンド(約25億円)とも言われており、それだけの財源を確保できるのかどうか、不安なところだ。