真実は闇の彼方へ……兵庫県警が疑惑のドライバーを書類送検

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今年7月、兵庫県神戸市内の中国自動車道で、監禁致死罪などで現在公判中の元中学校教諭のクルマから手錠を掛けられた状態で逃げ出そうとして転落した少女が、後続のトラックにひかれて死亡した事件で兵庫県警は18日、ひき逃げ容疑で取調べ中に自殺した53歳のトラック運転手を被疑者死亡のまま、道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で書類送検した。

この事故は今年7月24日、神戸市北区の中国自動車道下り線を走行していた鳥取県内の53歳男性の運転する普通トラックが、前方を走っていたワゴン車から転落した12歳の少女をはねて死亡させたというもの。この少女は監禁目的で元中学校教諭がクルマに手錠を掛けた状態で乗せられていたが、走行中に転落したとされている。

兵庫県警は目撃証言や、Nシステムなどの記録からこの運転手を割り出し、任意で事情を聞いていた。この男性は「人のようなものが横たわっているのに気付いたが、止まれないのでそのまま通過してしまった。トラックの下に引っかかっり、引きずった状態となったのがわかったが、怖くなって逃げた」などと供述していたが、9月30日の取調べ中、休憩時間に外出しまま行方不明となり、後に近くで自殺しているのが発見された。

真実は闇に葬られた格好となっているのだが、県警では「自殺直前までの供述で、ひき逃げの容疑は固まっている」として、書類送検に踏み切ったようだ。
《石田真一》

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