愛知では暴走族=チーマー=ギャングだった!? 県警が実態を公表

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愛知県警は、警察が把握している県内の暴走族や不良グループなどの実態を詳細に記した「非行集団の生態」を製作した。曖昧な数ではなく、ある程度の実数を示すことで、撲滅を確実にしていくことが目的のようだ。

警察が今年5月までに把握した愛知県内の暴走族の数は158グループあり、道路交通違反などの摘発実績から「暴走族メンバーである」と確認した総人数は2507人となる。この2507人が年平均で25.5回の暴走を行い、暴走参加の延べ人数は6万4000人。1回あたりの暴走に使われる車両の台数は12台前後で、これらはすべて全国でワーストワンの数値になるという。

東京や大阪などの暴走族と違うところは、暴走行為を行わない不良グループとの関係が他地域よりも密接であり、それが刑法犯罪の増加にも直結しているという点だ。大都市では一般的に暴走族と、それ以外の不良グループ(いわゆる“チーマー”や“ギャング”など)とは、非行スタイルの差異から明確に区別されているのだが、愛知ではその線引きが明確ではなく、両者が密接な関係を保ち、一緒に犯罪に手を染める例も後を絶たない。

警察では「実態を明確にしたことで、今までは見えてこなかった部分も見えてきた。今後は一層の取締りを図り、ワーストワンの汚名を返上したい」としている。
《石田真一》

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