道路交通情報サービスの高度化にクルマがどう協力していくか

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道路交通情報サービスの高度化にクルマがどう協力していくか
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自動車走行電子技術協会(自走協)は、プローブ情報システム研究委員会を設置、ITS高度化の一環としてプローブ情報システム(愛称:IPCarシステム)の研究を振興している。

プローブ情報システムとは、クルマを動くセンサーとして活用し、それによって得られたデータを蓄積・加工することで新たなデータを作成。そのデータを利用して、車両運行管理や公的サービスに利用するシステム。クルマは、今やコンピューターやセンサーの塊。今はクルマのみしか活用していないが、それをクルマの外部でも使用することで渋滞情報などにも活用しようというのがプーロブ情報システムの構想。

3日より2カ月間横浜市の中心部でプローブ情報システムの実証実験を開始した。旅行時間を把握するためのGPS位置データ、車速信号やパーキングブレーキ、ウィンカー信号などをクルマから定期的に発信させることで、クルマの動きを連続的に捉え、データを受け取った実験センターでは正確な旅行時間を算出しやすい仕組みを構築する。

《編集部》

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