『CZ2』をデザインしたのはMRDE=三菱研究開発センター・ヨーロッパ。デザイン本部のオリビエ・ブーレイ本部長も、CZ2は2002年末に発表される量産コンパクトカーの予告だと認めている。
エクステリアは「アーバン・コンシャスな飽きのこないデザイン」(広報資料)。車内はロングホイールベースとアップライトな着座姿勢により、大人4人がくつろげる広さがある。4人の乗員それぞれが光を調節できる4分割グラスルーフが面白い。
デザインのブーレイ本部長は、インテリアをCZ2のデザインの見どころとしてあげる。新生三菱デザインのアイデンティティのひとつである“ジャパニーズ・モダン”の具現化だからである。“ジャパニーズ・モダン”デザインの例としてブーレイ本部長はソニーの『AIBO』(初代、2代目)や同じくソニーの『VAIO』をあげていた。