日本オーディオ協会は、10月5日から8日の間、東京ビッグサイトで『AUDIO EXPO2001』を開催した。開催50周年を迎える今年は国内外のオーディオメーカー80社が参加、4日間の開催期間中に述べ16万人の観客を動員する大イベントとなった。
自動車好きが注目するのは「カーAVゾーン」だが、今年は不況の影響からなのか、展示スペースは従来と変わらないものの、何となく空きが目立つ寂しい状態。昨年までは冬のボーナス商戦に合わせた新モデルの発表もあったのだが、昨年よりも会期が1カ月前倒しとなった今年は新モデルの発表には間に合わず、各社のブースもこじんまりとした感じとなった。
唯一「救われたな」と思ったのは、カーAVゾーンには笑顔を振りまくコンパニオンが昨年同様、ちゃんと存在したことぐらい。ただし、家庭用オーディオの出展社の中にはコンパニオンの数を半減させたところもあり、このあたりでも今が不況の真っ只中ということを実感させていた。