イギリスITVの名物コメンテーター、マレー・ウォーカーがアメリカGPを最後に引退することが明らかになった。
72歳にしてF1コメンテーター52年のキャリアを持つウォーカーは今春、今シーズン限りでの引退を発表しており、最終戦となる鈴鹿がラストレースと思われていた。しかし今シーズンのチャンピオンがすでに決定しており、なおかつ日本GPはヨーロッパでの放送が早朝となることから、ゴールデンタイムに放送されるアメリカGPを最後の場に選んだ模様。
「F1の声」と称されるほど視聴者から愛された人物だけに、惜しまれる引退となりそう。後任は現ピットレーン・リポーターのジェームズ・アレンが決定している。