神奈川県警の暴走族囲い込み案は強硬……実行できる?

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神奈川県警が全国で最も厳しい暴走族対策の県条例制定を検討していることが25日、明らかになった。県議会本会議の席上で県警本部長が明らかにしたもので、今後の成り行きが注目されている。

神奈川県警によると、神奈川県内には81グループ、約1700人の暴走族が存在としているという。これらは凶暴化の一途をたどっており、市民を巻き込んでしまうケースも多くなっているという。今年7月には開成町内で騒音を注意した僧侶を撲殺するなどの殺人事件も発生した。

25日に開催された神奈川県議会の本会議の席上、栗本英雄県警本部長は「最近の暴走族は極めて反社会性の強い集団となっており、県民の安全確保のためにはあらゆる法令を適用して徹底取締りを行う」と宣言。合わせて検討中の条例案を示した。

検討中の条例では「暴走のために集結した段階で検挙を可能にする」としており、非常に強硬な案も候補に上がっていることを名言。この集結を何台以上とするのかを検討しているという。

《石田真一》

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