95年にホンダ初のSUVとしてデビューした『CR-V』の二代目は、4月にモデルチェンジした『ステップワゴン』と同じように、初代のコンセプトをさらに進化させて登場した。デビューから6年が経過して、アップ・トゥ・デートなスタイリングに生まれ変わったといえるだろう。
ひと目でCR-Vだとわかるそのスタイリングについて、和光研究所の中野正人上席研究員は「“ガラ変わり”ではいけない」と言う。モデルチェンジごとにコンセプト自体がコロコロ変わってしまっては、ユーザーにそのクルマの印象を強く持ってもらえないからだ。
「CR-Vらしさ」を大事にモデルチェンジを果たした新型CR-Vは同時に、世界160カ国以上で売られ「ホンダらしさ」をもアピールしていくことになる。