ワールドトレードセンターへの自爆テロの翌日、ニューヨークのジュリアーニ市長及び警察は「緊急の用件がない限りマンハッタンへの立ち入りを控えること」という声明を発表。ニューヨーク、ニュージャージーなどの学校が休校になったほか、会社なども休みとするところが多くなった。
マンハッタン島では地下鉄が南部を除いて運行、バスも平常通りの運行となったが、自家用車に対してはマンハッタンから外に出る橋やトンネルは開通したものの、ニュージャージー、クイーンズ方面からマンハッタンに入る道は閉鎖状態が続いている。
またマンハッタン郊外の主要ハイウェイのインターセクションでは国境警備隊などによるパトロール、チェックが行われ、交通はまさに麻痺状態。ニューヨーク名物のイエローキャブの姿も消え、慢性的に渋滞するマンハッタンがガランとした雰囲気に包まれている。