バスのフロントガラスを突き破ったのは、空からの招かれざる客?

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7日、兵庫県川西市内の中国自動車道下り線を走行中の高速バスのフロントガラスが突然割れるという事故が発生した。道路上5メートルの陸橋から男性が飛び降り自殺を図ったためで、男性はフロントガラスに激突して即死。バスの運転手と乗客1人が割れたガラスで軽傷を負った。

警察の調べによると、事故が起きたのは7日の午後5時30分ごろで、大阪・梅田を16時50分に出発し、島根県・出雲市に向かっていた阪急バス「くにびき号」に向かって、高速道路をまたぐ陸橋から男性が自殺を図り、飛び降りた。当時、バスは85km/h程度の速度で走っていたが、男性の体はバスのフロントガラスを直撃。弾みでガラスが割れて車内に飛散した。このため、バスの運転手と最前部座席付近にいた専門学校生が飛散したガラスを浴び、顔や腕などに軽傷を負っている。

警察の調べに対して、バスの運転手は「気がついたらフロントガラスが割れていた。まさか人が飛び込んでくるなんて…」と驚きを隠せない様子だったという。

《石田真一》

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