群馬県警と、群馬県土木事務所は、マンガ『頭文字D』で人気キャラクターの本拠地として取り上げられて以来、ドリフト族が集結するようになった富士見村赤城山の県道前橋赤城線(旧赤城有料道路)に、凹凸を付けてスピードが出せなくするという道路対策を実施することになった。スピードセーブ工法と呼ばれるもので、カーブの手前から敷設し、ドリフト走行などをできなくする。
スピードセーブ工法は、ドリフト族が集結する各地の道路に導入されているが、群馬県内での大規模導入は今回が初めてとなる。路面にハッキリとした凹凸をつけるもので、高速走行やドリフトは事実上できなくなるという。また、制限速度も従来の40km/hから30km/hに変更すとしている。
工事は順次行われていくが、一部区間では今月28日に大型車の通行を禁止した上で、4時間の集中工事を行う。総工費は4000万円だという。