住友ゴム、ランフラットタイヤ技術をミシュランから導入

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住友ゴム、ランフラットタイヤ技術をミシュランから導入
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ダンロップタイヤを製造する住友ゴム工業は5日、パンクしても一定の距離を走ることができるランフラットタイヤを製造するため、フランスのミシュランから技術供与を受けるという方針を明らかにした。

ランフラットタイヤはミシュランが開発した『Pax』と、ブリヂストンが開発した『RFT』の二つがある。前者はホイールを包むような形でサポートリングというサブタイヤを配置。パンク時にはこれが機能して一定以上に傾かないようにする。後者は側面部のゴムの厚さを増して補強し、空気が抜けた場合にはこのゴムがサポートする形で走行を可能にしている。

ミシュランはこの技術を積極的に供与しており、すでにグッドイヤーとピレリが採用している。今回のライセンス契約では、日本国内だけでなく、ダンロップのブランドで事業展開している世界各地域で“ダンロップPAX”を販売することができる。

《石田真一》

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