見通しの良い道路でも油断できない? バスが水田に謎の転落事故

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4日の午前11時50分ごろ、福岡県久留米市内の国道210号線を走行していた両筑交通の浮羽発JR久留米駅前行き路線バスが、突然道路脇の水田に落下し、横転するという事故が起きた。当時このバスには乗客と運転手を合わせた12人が乗っていたが、うち7人が軽傷を負った。

現場は見通しの良い直線道路だが、警察が明らかにした事故の目撃者の話によると、このバスは走行中、何かに導かれるようにスーッと水田に転落していったという。現場に急ブレーキや急ハンドルの跡がないことから、警察では運転手の前方不注意が事故の原因ではないかとして、負傷した運転手から当時の状況について事情を聞いているという。

両筑交通は西日本鉄道の子会社で、西鉄バスの不採算路線を引き継ぐ形で1988年に発足した企業。現在は沿線自治体からの補助金を受けながらバスの運行を行っている。

《石田真一》

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