日本損害保険協会は、自動車事故が企業利益に及ぼす影響について調査し、自動車事故防止・軽減に資する手法を取りまとめた「企業の自動車事故防止・軽減に資する手法の調査・研究報告書」を作成した。
警察庁がまとめた交通事故発生状況によると、人身事故が伴う交通事故発生件数は93万1934件、死者数は9066人、負傷者数は115万5697人で、発生件数、負傷者数は大幅に増加、過去最悪となっている。
こうした状況を踏まえ、報告書では自動車保険が必要不可欠であるものの、企業の自動車保険において事故の増加によって増加する保険料負担が、いかに企業利益に影響するかを簡単に検証ができ、事故の削減が企業の利益創出にいかに寄与するか分かる内容となっている。
報告書は協会のホームページにPDFファイルで掲載している。