トヨタ自動車は、月末に正式開業が予定されている『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』で、今月の17日と18日の両日、顧客3万人を招待するという「トヨタデー」を開催した。
これは同社がアトラクションのひとつである『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』に協賛しているため。このアトラクションは同名の映画のようにタイムスリップを疑似体験できるというもの。従業員の習熟や、地元住民への披露招待を兼ねた特別招待期間で、入場者数3位を記録する人気となっている。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といえば、タイムマシンになるのは『デロリアン』だというのは誰もが知るところだが、アトラクションが動き出す前には「このデロリアンはトヨタの最先端技術で8人乗りに改造された」というアナウンスが流れるなど、アピール性はバッチリ。街並みの画像には、さりげなくトヨタ車が配置されるなど、本場と同じという制約の中で、協賛金に見合った宣伝はとことん行うという姿勢のようだ。
トヨタでは今後もUSJを最大限に利用したキャンペーンを行うことを予定しており、USJの招待券などを成約記念に配布することなども視野にいれているという。