国土交通省は、第二期ASV推進計画の報告書をまとめた。先進安全自動車(ASV)は車線をはみ出して走行している時に危険をドライバーに伝えたり、前方を霧で見えにくい時に追突の危険性を伝える先進的な安全技術。1996年度からの5カ年計画で報告書をまとめた。
それによるとASV技術の事故低減効果として死亡事故・重傷事故の4割の削減が可能との推定結果をまとめた。また、ASV技術の基本的な理念を「ドライバー支援の原則」、「ドライバーが受けいれやすいようにヒューマンインターフェイス設計が適切」、「社会が受け入れやすい」こととした。
同省では今回まとめた報告書をもとに、成果報告会を5月23日、横浜国際会議場(パシフィコ横浜)で開催。ASV車両も合わせて展示する。