過去3度のワールドチャンピオンに輝くニキ・ラウダがジャガーレーシングのCEO(最高経営責任者)に就任することが明らかになった。ラウダは現役引退後、古巣のフェラーリのアドバイザーとして活躍するかたわら自ら母国オーストリアを拠点としたラウダ・エアを経営していた。
昨年11月にラウダ・エアを離れた後、一時はマレーシア航空からオファーがあったとされているが、友人であるフォードのウォルフガング・ライツレの誘いでジャガー入りとなった。ライツレはジャガーの会長であり、その親会社フォードの高級車グループ担当副社長である。
ラウダとジャガーとの契約期間は2年間と見られており、チームボスのボビー・レイホールとともにジャガーを引っ張っていくことになる。