公正取引委員会は、カーナビ、カーオーディオの大手アルパインに対して、小売価格を下回る価格を表示しないよう販売店に圧力をかけたとして、独占禁止法(不公正な取引き)違反で排除勧告した。公取の調査によると、同社は1996年ごろから、カー用品量販店で販売する同社の製品の値崩れが激しくなったことを理由に、販売店に対して同社が提示した小売価格を下回る価格を店頭に表示したり、広告に掲載しないよう要求していた。