ファイアストンは17日、アメリカ国内の二つの工場で1100人規模のレイオフ(一時解雇)を来年1月21日から実施することを明らかにした。二つの工場は10月中に操業停止にもなっているが、操業が再開されることなく、今回のレイオフが決まった。
今回、新たにレイオフの対象となったのは、オクラホマ州・オクラホマシティー工場の700人と、テネシー州・ラバーン工場の400人。リコール騒動の発端となった欠陥タイヤを製造されたとされるイリノイ州・ディケーター工場では10月から450人規模のレイオフを実施しており、その総数はこれで1550人となった。レイオフの期限は無期限とされている。
また、レイオフの実施はされないものの、テネシー州・ウォーレン工場では来年の1月14日から14日間の操業停止を決めている。