日石三菱は、11月に出荷するガソリンを始めとする石油製品の卸価格を、1リットル当たり40銭引き上げると発表した。これに伴って、税込み卸価格でのガソリンは1リットル当たり99円40銭、軽油が1リットル当たり77円70銭となる。
石油元売り最大手の日石三菱が、さらに値上げに踏み切ったことで、他社もこれに追随、ガソリン小売り価格も引き上げられるのは必至の情勢だ。
原油価格は高止まりとなっているが、前回の卸価格引き上げでガソリンスタンドが5円程度値上げして業界全体が値上げに成功したため、ここぞとばかりに引き上げに乗り出す。