『auto-ASCII』編集部としては「カーナビの新型か、次期ケーススタディモデルが展示されていないだろうか?」と足を運んだCEATECだったが、この点では肩透かしに終わった。
新型という称号を与えるとしたなら、それに値するのはアルパインの『DVD 099』のみ。詳しい説明は会田肇氏の記事を参照してもらいたいが、ソニーの提唱するメモリースティックを採用、パソコンとの親和性を高めたモデルだ。まずパソコンを使い、インターネットからダウンロードした情報をメモリースティックに保存。その情報をカーナビで利用できるというものだ。
アルパイン以外のメーカーはカーナビの紹介に消極的というか、新機種の持ち込みもしていないし、パイオニアのように「なんでこんな暗いところに展示してあるの?」と思ってしまうようなメーカーもあった。(画像の鮮明さを強調するためだったようだが、あまりに暗くて説明しているコンパニオンがリモコン操作を間違えるほどだったのは、ご愛嬌だった)