地元フランスからの新型車デビューで注目の的はルノーのミドルクラス、2代目『ラグナ』だ。5ドア・ハッチバックセダンと、従来は「ネバダ」のサブネームでよばれていたワゴンが同時に発表された。デザインは1995年のショーカー『イニシャル』のモチーフを多用しており、またボンネット先端や、リアウィンドウの輪郭(ハッチバック)、サイドウィンドウとリアコンビランプとの関連(ワゴン)など、グラフィック処理が巧みだ。写真で見るとこういったグラフィックスがうるさいが、実物はシンプルで大胆な、幾何学的な造型処理を感じる。ルノーのデザインのボス、パトリック・ルケマンは「フランス的であること、それを確立することで国際的でありたい」という。その典型にして好例。
「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術 2025年9月11日 ルノーは9月8日、IAAモビリティ2025において、新型『クリオ』(…