神奈川県のディーラー団体である神奈川県自動車販売店協会は、神奈川県が打ち出している自動車税の超過課税に反対するため、約18万5000人分の反対署名を集め、これを神奈川県に提出した。神奈川県の超過課税に反対する署名については、異例だが日本自動車連盟(JAF)も集めている。
神奈川県自動車販売店協会は、10日間で、県民の2%強に当たる18万5000人もの反対署名を集めた。神奈川県の打ち出している超過課税は、県内のほとんど自動車の自動車税を20%増税するという内容。ただでさえ、日本の自動車に関する税金は高いのに、「これ以上の増税はNO」を実証した形だ。
反対署名はJAFも現在、集めているが「順調に集まっている」としている。JAFがこうした形で、反対署名を集めるのは異例。「取り易いところから取る」といった感の強い神奈川県の超過課税制度だが、市民の大反対を受けて、どう対応するのか。場合によっては、東京に通勤するユーザーは、東京で登録する人が増えるかもしれないとの予測も。