最初の不起訴処分は何だったのか?〜またまた警察、検察に不信感の判決

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小学2年生の男児がダンプカーに轢かれて死亡した事件で、警察のずさんな捜査と地検のいい加減な判断で一旦不起訴処分となった男性運転手に対し、東京地裁は「注意義務があるのに被告は安全確認を怠ったまま発進させた」として有罪判決を言い渡した。

この事件は1997年、小学2年生の片山隼君を轢いて逃走したダンプカーの運転手をひき逃げと業務上過失致死の疑いで逮捕した。しかし、東京地裁は運転手を嫌疑不充分で不起訴処分とした。警察のズサンな捜査と検察のいい加減な処理、被害者を無視したやり方に憤慨した両親は記者会見などで検察の対応を非難してきた。その後、世論の批判圧力を受けて東京高検が捜査のやり直しを指示、98年に新たな目撃証言があったこともあって男性運転手を起訴した。

男性への判決は禁固2年、執行猶予4年。

《レスポンス編集部》

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