運輸省と環境庁が設置した「ディーゼル車対策技術評価検討会」は第一回の検討会を開催し、東京都が2003年度から段階的に装着を義務付けるディーゼル微粒子除去装置(DPF)や連続再生トラップについて技術的な検討を話し合った。
検討会は東京都が都内を走行するディーゼル車のDPF装着に義務付けの条例化や、尼崎公害訴訟の判決で浮遊粒子状物質(SPM)の排出を差し止め命令が出たことを受けて設置された。この検討会には東京都大気保全局からメンバーが参加しており、どう発言するかや検討会を通して都の政策への影響が注目される。
今後、DPFや連続燃焼トラップの技術評価を行い、運輸省、環境庁の排ガス対策強化の施策に反映させる方針だ。