石原「ディーゼルNO運動」ステップ2へ!! ネット討論ふたたび爆発

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東京都は、「ディーゼル車NO作戦ステップ2」を発表した。これは8月から11月まで実施した「ディーゼルNO運動」で提案した項目を実現していくため、ディーゼル排ガスに挑む9つの施策やディーゼル車対策に対する都の考え方を明示したものだ。

ステップ2では、大型トラック、バスなどへのDPF装着やガソリン車と同等の排ガス基準を満たさないディーゼル車の使用制限、代替え、一定規模以上の企業に対する東京都指定低公害車の導入計画策定、実績報告、自動車販売事業者に環境情報の公開と購入者への説明などを条例によって義務付けるというもの。

これに加えて、軽油優遇税制の是正、軽油硫黄分規制の強化、排出ガス試験方法の是正、車検制度を活用した環境面での検査強化と黒煙規制の強化などを提案している。

また、ディーゼル車に対する都の考え方としては、都民の健康を守るため、都内での自動車利用のあり方、とくにディーゼル車のあり方を抜本的に改める必要性やディーゼル車の将来性を否定しない、ディーゼル車対策を重点とした総合自動車公害対策を進めることなどを示した。

このほか、パート2の施策について賛否を問う「インターネット討論会パート2」や都バスのDPF100%装着計画などの「都バス・クリーン作戦」、ディーゼル車対策の強化を目指す「東京青空フォーラムの開催」「自動車排ガス規制に関する国際シンポジウムの開催」などの5つの行動計画を示した。条例化によるディーゼル車排除を都が本格的に提案したことで、各界から意見が集まりそうだ。インターネット討論会パート2は12月24日から。

《レスポンス編集部》

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