トヨタ自動車、ダイハツ工業とトヨタグループ関連11社は、27日から29日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される国内最大規模の福祉展示会「第32回国際福祉機器展」に共同出展すると発表した。
日産自動車は、9月27日−29日の3日間、東京臨海新都心の東京ビックサイトで開催される第32回国際福祉機器展に、ライフケアビークル10台を出展すると発表した。
財団法人保健福祉広報協会は、今年で32回目となる国際福祉機器展H.C.R.2005(主催:全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会)に出展する企業・団体の総数が625になった、と発表した。
屋内での使用や短距離移動に目的を絞ることで世界最小サイズを実現した車いすが『ウォーキングチェア』。これを開発した株式会社スワニー(香川県東かがわ市)は、意外ことに手袋の製造で世界的に知られたメーカーだ。
車いすに座ったままでも、健常者と同じ環境で生活できるならばどんなに便利だろうか。そこで考え出されたのが車いすに座ったままで起立できる「スタンディング車いす」だ。(福祉機器展:10月13−15日、東京ビッグサイト)
機能部品だけで構成され、スタイリングの余地がほとんどないと思われている車いす。しかしデザイナーが商品企画や設計から手がけることで、こんなにも独創的な商品が生まれた(国際福祉機器展:10月13−15日、東京ビッグサイト)。
スズキは軽自動車だけでなく、シニアカーのトップメーカーでもある。そのスズキは自動車メーカーらしくコンセプトモデルを2台、会場に持ち込んだ。福祉機器展では、発売前の試作車や研究用プロトタイプを並べることはある。
これまでは小規模メーカーによる無骨なデザインの製品が多かった電動車いす。しかし近年はスタイリングや機能で付加価値を訴求した製品も増えてきた。自動車開発を手がける企業などでは、4WDモデルも開発されている。
クルマを運転する車いす利用者にとって、運転席に乗り込む作業は手間がかかるもの。車いすのままで運転できたら……。豊田通商が公開したのは、スペインのベクセル社が生産している車いすのままで運転できるマイクロカー、『クオビス』。
国際福祉機器展の会場はへたな自動車ショーより広く、また混雑していた。主催事務局の資料によると、福祉機器市場において、市場全体では堅調に伸びている。製品分野別には増減があり、福祉車両や移動機器は売り上げ増加率は上位に位置する。
国際福祉機器展が13日、東京臨海新都心の東京ビッグサイトにおいて、15日までの予定で始まった。障害のある人や高齢者の自立を支援・持続させるための福祉機器の展示会。自動車メーカーからは福祉車両や電動車いすなどが展示されている。
三菱自動車は、13日から東京ビッグサイトで開幕する国際福祉機器展に福祉車両ハーティランシリーズの中から『グランディス』助手席ムービングシート仕様車など合計5台を出展すると発表した。
スズキは、市街地での使用に配慮した新型電動車いす『タウンカート』を開発し、13日から15日まで開催される国際福祉機器展に出展すると発表した。
日産自動車とオーテックジャパンは、13日から15日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される第31回国際福祉機器展に、9月末に発売した新型コンパクトカー『ティーダ』の福祉車両仕様を含め、10台を出展する。
ホンダは、13日から15日まで東京臨海新都心、東京ビッグサイトで開催される第31回国際福祉機器展(主催:全国社会福祉協議会 保健福祉広報協会)に、福祉車両・機器を出展する。