2023年はライドシェア導入の議論が一気に進んだ年でもあった。その流れを締めくくるように12月20日には岸田首相が、来年4月からライドシェアを解禁すると公表した。
◆水戸、ひたちなか、大洗を網羅する「茨城MaaS」 ◆茨城交通のAIオンデマンドバス「MyRideのるる」 ◆着々とメニューを増やす「つちうらMaaS」 ◆BRTは県南エリアでも
この連載では首都圏の交通事業者が主体となって展開するMaaSの実例を、いくつか紹介してきた。今回は、これまで取り上げなかったものの、最近積極的に展開を広げている京浜急行電鉄(京急)の動きを紹介していく。
◆地域交通の衰退は住民の命に係わる ◆地方のための新しい交通サービス「TAKUZO」
大阪・関西万博の開催まで、あと600日ほどになった。直近の情報では海外パビリオンの建設の遅れなど、いくつかの問題は起きているようだが、現地では万博以外にも、さまざまな分野で活性化のためのプロジェクトが進んでいる。
MaaSは九州においても、多くのオペレーターが参入し、各地で実証実験やサービス導入が進んでいる。今回はその中から、長崎県で展開が進んでいる事例を紹介する。地図でお馴染みのゼンリンがプロデュースした「STLOCAL(ストローカル)」だ。
今回は、2021年から年2回開催されている、「鎌倉ワーケーションWEEK」を取り上げる。このイベントは、ウェルビーイングな社会の実現に向けて企業や個人が枠を超えてつながり、サスティナブルな行動やあり方を学び、次世代の働き方を共に実践する場として企画されたものだ。
◆利用者減少の公共交通を残す取り組み ◆DX化で発展する地域交通 ◆若者世代に選ばれるまちづくり
我が国におけるMaaSは、いわゆる地方型と観光型の展開が目立っている。世界初のMaaSと言われるMaaS Globalの「Whim」がフィンランドの首都ヘルシンキで立ち上がり、その後も欧米では都市型MaaSが普及しているのとは対照的だ。
日本の首都であり、全人口の1割以上になる約1400万人が暮らす東京都。デジタル分野においても、この国で進んだ都市のひとつと言える。しかしスマートシティとなると、東京が圧倒的に他の都市を引き離しているというわけではないのも事実だ。
MaaSの対象になるのは鉄道やバスなどの公共交通、自転車や電動キックボードなどのシェアリングがメインになると、多くの人が思うだろう。そんな中、ここに電動車いすを入れていこうと考えているのが、WHILLだ。
日本で早くからスマートシティを進めてきた自治体はどこか。こんなテーマで検索をしていくと、意外な都市がリストアップされてきて驚いたりする。福島県の会津若松市も、そのひとつとして映るのではないだろうか。
◆まちづくりと交通インフラ整備の進む浪江町 ◆日産が展開する「なみえスマートモビリティ」 ◆EV、水素にも積極的な取り組み ◆南相馬市のロボット施策 ◆外出を促進する定額タクシー「みなタク」
◆「ANA SMART TRAVEL」と「ユニバーサルMaaS」◆これまでの経験が生かす「JAL MaaS」◆今後の展望と課題は?◆ホンダジェットのシェアリングサービス
◆なぜつくばエクスプレスにスポットが当たるのか ◆スーパーシティに指定されたつくば市 ◆国内外から評価を受ける柏市