TRWは、中国の自動車産業を代表する工業団地、上海市嘉定区安亭に、同社最大級の広さ6万6000平米のテクニカルセンターを開所した。
自動車部品サプライヤーの大手「TRW」は、センサーやカメラ、レーダーを駆使し、あらゆる場面に対する安全技術を開発している。その中には、万が一衝突した場合の乗員の安全はもちろん、被害者の人体への影響も軽減するシステムを開発している。
TRWは2001年に電動パーキングブレーキ「EPB(エレクトリックパーキングブレーキ)」を実用化した。そして現在、ブレーキシステムを電子制御化し、衝突時の損傷を軽減するシステムを開発している。
自動車部品サプライヤーの大手「TRW」が提案する先進の自動運転支援システム「DAS(ドライバー・アシストシステム)」はモノラルカメラとセンサーが協調しあい、障害物を感知、回避するシステムだ。このシステムにはTRWならではの機能を装備している。
世界有数の自動車部品サプライヤー、TRWは4日、ドイツ・ホッケンハイムリンクで先進の運転支援システム「DAS(ドライバー・アシスタンス・システム)」の試乗イベントを行った。
米TRWオートモーティブのピーター・レイク営業・事業開発部門上席副社長は3月4日、横浜市で会見し、日本の自動車メーカーとの商談で来日していることを明らかにした上で、「事業チャンスは非常に豊富にあるとみている」と意欲を示した。
米TRWオートモーティブで営業・事業開発部門の上席副社長を務めるピーター・レイク氏は3月4日、横浜市で会見し、自動運転技術について「実現するかどうかという問題ではなく、いつ自動運転が実現されるのかという段階にきている」との考えを示した。
米TRWオートモーティブ・ホールディングスは2013年度通期決算を発表した。売上高は前年比6%増の174億米ドル(約1兆7778億円)、純利益(GAAPベース)は9億7000万米ドル(約991億円)、希薄化後1株当たり利益は7.85米ドル(約802円)だった。
TRWオートモーティブ・ホールディングスは、拡張性に優れたビデオカメラセンサー「S-Cam 2」など、同社のエレクトロニクス製品が最新のジープ・チェロキー2014年モデルに採用されたと発表した。
TRWオートモーティブ・ホールディングスは、欧州市場の2種類のプラットフォームを対象に、同社初となるクローズドループ制御による車線維持支援(LKA)システムの生産を開始したと発表した。