SUPER GTのGT500とDTMに共通の「クラス1」テクニカルレギュレーションは、SUPER GTを取りまとめるGTアソシエイションとDTMのオーガナイザー「ITR」が中心となって完成させた。ドイツ側の中心人物が、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーITR会長だ。
BMWモータースポーツのイェンス・マルカルト代表は、トヨタのF1プロジェクトに携わった経験を持つ日本にゆかりの深い人物である。また、「クラス1」プロジェクトには立ち上げから関わり、7年の歳月を費やして交流戦にこぎつけた。今シーズンのBMWと、富士への思いを聞いた。
昨年いっぱいで撤退したメルセデスに代わり、「DTM」に参戦を開始した「アストン・マーティン」。英国のアストン・マーティン本社から全面的なバックアップを受けてDTMで戦う、「R-モータースポーツ」の代表、フローリアン・カーメルガー博士に聞いた。
11月23~24日に富士スピードウェイで両日とも予選&決勝が開催される「SUPER GT × DTM 特別交流戦」に、小林可夢偉がDTMマシンの「BMW M4 DTM」で参戦する。日本時間10月2日の夕刻、BMWモータースポーツと可夢偉のマネジメントサイドが公表した。
「クラス1」という技術規定により、同じ規格のマシンが走ることになったドイツ・ツーリングカー選手権「DTM」と日本の「SUPER GT」。富士スピードウェイで行われる初の「交流戦」を前に、アウディモータースポーツ代表 ディーター・ガス氏に聞いた。
SUPER GTは14日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されている、「丸の内キッズジャンボリー スペシャル版」のイベント内において、SUPER GTの魅力とDTMとの特別交流戦をアピールした。
オートバックスセブンは、11月23・24日に富士スピードウェイで開催される「SUPER GT」と「DTM(ドイツツーリングカー選手権)」の特別交流戦にタイトルスポンサーとして協賛すると発表した。
23日、日本のSUPER GTとドイツのDTMが技術規則「CLASS 1」(クラス・ワン)の完成版を公開した。あわせて、早ければ2019年から両シリーズの「交流戦」をヨーロッパとアジアの双方で開催する計画であることを明らかにしている。
メルセデスベンツは7月24日、2018年末をもってDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)から撤退し、2019/2020年シーズンのフォーミュラEに参戦すると発表した。
ドイツの高級車メーカー、アウディは3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、レーシングカーの新型『RS5 DTM』を初公開した。
12日、今季まで世界耐久選手権(WEC)LMP1クラスでアウディワークスのドライバーを務めていたロイック・デュバルが、同ワークスの撤退に伴い、来季2017年は「DTM」を新たな主戦場として戦うことがアウディから発表された。
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、高性能モデル『M4クーペ』の全世界200台の特別限定車「M4 DTMチャンピオンエディション」を、全国のBMW M認定ディーラーにて、25台の台数限定で11月14日より注文の受付を開始した。納車は2017年4月からの予定。
10月26日、2016年シーズン限りでのルマン24時間耐久レースを含むFIA WEC(世界耐久選手権)からの撤退を発表したアウディ。その一方で、DTM(ドイツツーリングカー選手権)への参戦体制には、変わりはない。
ドイツの高級車メーカー、BMWは『M4 GTS』が2016年シーズンのDTM(ドイツツーリングカー選手権)の公式セーフティカーに起用された、と発表した。
11日、SUPER GTのシリーズプロモート団体「GTA」とDTMの同団体にあたる「ITR」の代表らが都内で「ステアリングコミッティ会議」を開き、GT500とDTMの技術規則完全統一を2019年シーズンから施行すべく前進を果たした。注目される“交流戦”の実現も、その頃以降になりそうだ。