欧州市場の中でも韓国車の人気は高いが、特に東欧地域で好調なセールスを記録している。こうした場所でのライバルは日本車ではない。セアトなどの格安価格をアピールする欧州車。周囲の国々と比べ、まだまだ国民所得が低い東欧諸国ではブランド以上に「使いやすく、壊れない」という実用面が要求される。
韓国でもセダンは徐々に売れにくくなる風潮にあるようだ。今回市販車として出てきたモデルでは乗用車タイプが何とか主流を保っていたが、コンセプトカーに目を向ければ、これが見事なまでに各社ともSUVを押し出している。
北米市場でトヨタ『ハリアー』と真っ向から争うクラスに位置するクロスオーバーSUVがキア『ソレント』だ。2.5リットル直4、あるいは3.5リットルV6のガソリンエンジンを搭載。乗用車を意識したスタイリングなど、重なるところが多いクルマだ。
アメリカのオートパシフィック社が行ったユーザーの満足度調査の結果が発表された。2002年に新車を購入した人を対象に行われたアンケートの集計で、全体の結果として最も満足度が高かったのはレクサス『LS430』(日本名トヨタ『セルシオ』)。