30日、バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットで行われている合同テストは、2人のドライバーがクラッシュする場面があったものの、フェラーリが前日同様トップタイムを独占した。3位はザウバー。
29日、2台のF2001を持ち込んだフェラーリは、バルセロナ合同テストのチーム初日にして1-2タイムを記録するなど、王者の貫禄を見せつけた。タイヤ熟成と電気系統に重点を置いて行ったテストで、テクニカルトラブルはゼロと抜群の安定感を発揮した。
>参加5チームほとんどがニューマシンを持ち込んで参加した、28日のバルセロナ合同テスト。3台のマシンを持ち込んだウィリアムズがトップタイムを独占した。
マクラーレンにとってバルセロナ最終日となった25日。2001-02ハイブリッドに乗ったアレクサンダー・ブルツは、またもやトラック・レコードとなるタイムを出すなど好調。キミ・ライコネンもニューマシンMP4-17で前日までの記録を破るなど、順調な仕上がりを見せた。
ウィリアムズBMWは25日、シルバーストーンでニューマシン「FW24」の披露を行った。ラルフ・シューマッハとフアン・モントーヤという、コンビにマルク・ジェネとアントニオ・ピッツォニアという2人のテストドライバーという布陣でチャンピオンシップ獲得を狙う。
20日=7日目のトップもやはりミハエル・シューマッハ(フェラーリ)。いっぽうウィリアムズBMWはラルフ・シューマッハ、フアン・モントーヤ、マルク・ジェネ、アントニオ・ピッツォニアという4人体制で7日連続のテストを終えた。
6日目となる19日にはフェラーリのミハエル・シューマッハが合同テスト初参加、いきなりトップタイムを記録するなど、貫禄を見せつけた。
バレンシアで開催中の合同テスト18日はBARホンダのオリビエ・パニスが2002マシンでこれまでの最高となる2位タイムを記録するなど、大健闘。
バレンシアで行われている合同テスト4日目(17日)は、キミ・ライコネンがトップタイムを記録。これによってマクラーレンが4日間連続のトップタイムを守った。
ウィリアムズのフアン・モントーヤにフェラーリが興味を示している。関係者によると、フェラーリは将来的にミハエル・シューマッハの後を担う長期的ナンバーワン・ドライバーを求めており、モントーヤに白羽の矢を立てているという。
ニキ・ラウダが単独で17年ぶりのF1マシンを体験した翌日、14日からバレンシアでの合同テストがスタート。初日はミシュラン・ユーザー4チームが集結し、ウェット・タイヤのテストを行った。
2002年シーズンに向けての初テストが7日スペインのバルセロナでスタート。4チーム、9ドライバーがカタルーニャ・サーキットで初走行を行った。トップタイムを刻んだのはウィリアムズのテストドライバー、アントニオ・ピッツォニア。
ウィリアムズBMWのラルフ・シューマッハが兄からタイトル奪取宣言を行った。「(チームの)みんなが、ウィリアムズがフェラーリ相手にチャンピオンシップを争うことを臨んでいる。ミハエルのタイトルを奪うことをね」
今週から始まる2002年最初の合同テストに向け、各チームともテスト地に続々集結。モーターホームも到着し、メカニックがあわただしい作業を続けている。マクラーレン、ウィリアムズを始めルノー、BARホンダがテストを実施するスペイン、バルセロナに、今年は新たにフェラーリが加わることになった。
ラルフ・シューマッハのマネージャー、ウィリー・ウェーバーがウィリアムズ首脳陣の態度を批判した。ことの発端は以前チームオーナーのフランク・ウィリアムズとテクニカル・ディレクターのパトリック・ヘッドが、ラルフのテストやチームへの態度が消極的であることを批判したこと。