日本経済新聞社は6日、ユニクロを展開するファーストリテイリングとタカラが提携し、1人乗り電気自動車『Q-CAR』を「全国のユニクロの店舗で販売する」と、同社Webサイトで報じた。ただし、実際にはユニクロによる株価対策という一面が強いようだ。
『チョロQ』といえば、今では大人の愛好者が中心となり、その人気を子供から奪ってしまった格好となっているが、このチョロQの限定モデルが一部でちょっとした騒動を巻き起こしている。
タカラ『Q-CAR』(Qカー)は、100ボルトの家庭用電源を使って充電する。約8時間の充電で、およそ80kmの走行が可能となるが、出先などで「ちょっと充電したい」なんてときには、この自動販売機が充電スタンド代わりとなる。
「『チョロQ』に乗ってみたい」という夢をかなえてくれる電気自動車『Q-CAR』(Qカー)シリーズは、レトロ調スタイルの「モダン・タイムス」と、スポーツカー風デザインの「2010」の2種類。どちらもチョロQゆずりのデフォルメが施されている。
タカラは『Q-CAR』(Qカー)の型式認定を国土交通省に申請するという。実現すると国内で17番目の自動車メーカーとなるが、気になるのはQカー自体の安全性能と、将来的なモデル展開についてだ。
突如として登場した感の強いタカラ『Q-CAR』(Qカー)だが、今回展示されていた2台はいずれも既存のEVを改造したものである。ベースとなったクルマは、トヨタ系の車体・部品メーカーである「アラコ」が開発した『エブリデー・コムス』ということを確認した。
『チョロQ』の玩具メーカーであるタカラは、VWのチューニングで有名なコックスとともに、電気自動車『Q-CAR』(Qカー)の企画・製造・販売、直営アンテナショップの運営を手がける新会社、「チョロQモーターズ」を設立することを発表した。
タカラの佐藤社長によれば、『Q-CAR』(Qカー)の具体的な販売戦略については、今も検討の段階にあるという。同社でもQカー専用の販売拠点となる「Qスクエア」を展開する予定だというが、これだけで全国をカバーすることはもちろん無理がある。
タカラ『Q-CAR』(Qカー)は、パワートレインを電気モーターとすることで、ユーザーの誰もが安心・手軽に扱うことができ、しかも経済的走行を可能としている。誰にも…というのが気になるところだが、メーカーが想定しているユーザー層は実に幅広い。
玩具メーカーのタカラは、VW車などのチューニングを手がけるコックス社と1人乗りの電気自動車『Q-CAR』(Qカー)シリーズを共同開発し、新会社を設立して電気自動車を発売すると発表した。
オートアスキー編集部の藤田いわく、「後輪でステアするというのがそもそも気に入らん。自動車を操るという本質がわかってない」と鼻息荒いが、初心者の私にとっては、チョロQそのものがラジコンで自在に動かせることに価値があり、実際、走っている姿はなんとも微笑ましい。