旭硝子と世界の先端半導体メーカー協同組合であるセマテックは25日、「EUVマスクブランクス」の商業化を加速するために、共同開発パートナーシップを締結したと発表した。
旭硝子と同社子会社であるAGCオートモーティブ・ヨーロッパ(AAEU)社は、欧州委員会から指摘された欧州における自動車ガラスのカルテルに関し、1億1350万ユーロ(約130億円)の課徴金の支払い命令に応じると発表した。
旭硝子は、2008年12月期の連結業績見通しを修正した。売上高は1兆5400億円から1兆4900億円に下方修正。収益でも売上げマイナスと為替差損によって営業利益が従来よりも200億円マイナスの1600億円となる見通し。
旭硝子は、新しい感光性絶縁膜「ALポリマーX2000」シリーズの開発に成功した。この製品は半導体デバイスの製造工程での再配線層を主なターゲット用途とし、熱特性、電気特性、機械的特性が高いレベルでバランスされており、使いやすい製品としている。
欧州連合(EU)の欧州委員会は、自動車用ガラスで欧州の独占禁止法に違反したとして旭硝子や日本板硝子の子会社ピルキントンなど4社に対して総額13億8389万6000ユーロ(約1700億円)の制裁金を課した。
旭硝子が発表した2008年1 - 9月期(第1 - 3四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比6.1%減の1兆1590億1500万円と減収だった。営業利益が同6.5%増の1513億9700万円だった。
旭硝子が発表した2008年6月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比21.4%増の1095億円と大幅増益となった。
旭硝子は、100%出資子会社のバンコクフロートグラス社(BFG)を解散すると発表した。
旭硝子は、自動車用ガラス製品の販売価格を引き上げる交渉を開始したと発表した。自動車用ガラス製品の販売価格を10%前後引き上げを目指す。すでに顧客ごとに個別の交渉を開始しており、補修用も含め販売価格の是正を進めていく。
旭硝子は、子会社の旭プレシジョンサーキット社を解散すると発表した。旭プレシジョンサーキット社は、福島県西白川郡で、フレキシブル・リジッド回路基板を開発・製造している旭硝子100%出資子会社。
旭硝子は、北米板ガラス事業を再編すると発表した。事業環境の急速な変化に対応し、4月から12月にかけてフロートガラスの生産拠点3工場と2工場の建築向けコーティングラインの生産を停止するとともに、建築用加工ガラス事業を売却することを決定した。
旭硝子は、自己株式の取得を終了すると発表した。
旭硝子は、自己株式の買付け状況を公表した。同社では、2月13日から29日まで、東京証券取引所での市場買付けで、自己株式を390万株取得した。買付け総額は48億1678万1000円。
旭硝子は、高耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」の生産能力を増強することを決定したと発表した。千葉工場内で、2008年夏に増産工事を行い、生産能力を50%増強する予定。
旭硝子は、同社と欧州子会社AGCフラットガラス・ヨーロッパ社(AFEU)が欧州委員会から欧州における板ガラスのカルテルに関し、課徴金合計6500万ユーロ(約105億円)の支払いを命ずる決定の通知を受けたと発表した。