2011年夏、カロッツェリアのハイエンドカーナビ『サイバーナビ』が大きく生まれ変わった。企画を統括したパイオニア カー市販事業部 枝久保隆之氏、ソフトウェアを担当した島村哲郎氏、ハードウェアを担当した佐藤智彦氏の3氏へのインタビュー後編。
2011年夏、カロッツェリアのハイエンドカーナビ『サイバーナビ』が大きく生まれ変わった。企画を統括したパイオニア カー市販事業部 マルチメディア事業企画部 枝久保隆之氏、ソフトウェアを担当した島村哲郎氏、ハードウェアを担当した佐藤智彦氏の3氏に話を聞いた。
JDパワーが実施する市販ナビ顧客満足度調査で2年連続トップを得ているカロッツェリア『サイバーナビ』。この夏に登場した2010年モデルは、国内市販カーナビゲーションとして初の機能となる「エコ・ルート探索」をひっさげて登場した。
サイバーナビが新たに目指したのは、目的地まで早く到着することに加え、「燃料消費量やCO2排出量の少ないルートで走行する」ということだ。新たに採用された機能は「エコ・ルート探索」。
日本における高機能ナビの先頭を走りづけてきたカロッツェリア『サイバーナビ』。そのサイバーナビが、今年もハイエンド機にふさわしい先進機能を携えてモデルチェンジを果たした。
日本における高機能ナビの先頭を走りづけてきたカロッツェリア『サイバーナビ』。そのサイバーナビが、今年もハイエンド機にふさわしい先進機能を携えてモデルチェンジを果たした、スマートループに代表されるオンライン機能を中心に写真でお届けする。
昨年、6年ぶりに復活を遂げたカロッツェリアの通信ナビ『エアーナビ』。初代から連綿と続く“通信とナビゲーションとの融合”は最新モデルであるAVIC-T20でどのように結実したのか。エアーナビ商品企画担当の中根祐輔氏に、T20の新機能と特徴について、話を聞く。
AV面での充実した機能も群を抜くものだ。カーナビとして、AVセンターユニットとして、新サイバーナビは熟成度をさらに増したと言える。
今やカーナビ界のリファレンス的な存在となったサイバーナビだが、それでもサイバーナビは進化の手綱を緩めようとはしない。先頃登場したAVIC-VH9900では、サイバーナビに求められる正常進化をこのモデルで果たしたと言っていいだろう。
ハード面でのスペックは基本的に前モデルを踏襲した内容だ。それでも5.8型ワイドVGAに表示される地図は色合いを見直すことで、見やすさを一段とアップ。画面サイズも見やすさを考えればちょうど良いサイズであることがわかる。
ネットワークにつながることで、カーナビはこんなにも楽しくなる! そんな思いを実感させてくれるのが新型『エアーナビ AVIC-T20』だ。
加速度センサーやジャイロセンサーによる自車位置精度、スマートループ渋滞情報を利用することによる優れたルート品質など、従来から好評のPNDとしての基本機能をさらにブラッシュ・アップ。
09年夏に登場の新型サイバーナビは、外観こそ08モデルをほぼ踏襲しているものの、スマートループの強化やAV機能の向上など、見るべき部分の多いモデルチェンジとなった。進化のポイントと狙いについて、商品企画担当2名に話を聞いた。
08年モデルサイバーナビは筐体のデザインを一新。昨年打ち出したスマートループを推し進め、通信連携ナビとして進化を果たした。全機種ブレインユニット対応となり、スマートループへ情報をアップロードすると、発売から3年間分のデータ更新が無料になる特典も付与される。
08年夏、通信モジュール対応型ナビ『エアーナビ』がポータブルタイプで復活した。「身近なお出かけ情報端末」をコンセプトとして開発され、ナビポータル社が提供するテレマティクスサービスに対応した。