
【AutoStanding】キッズコーナーという集客装置
今年度より自動車メーカー主導による国内販売チャネル再編が本格化している。クルマの国内需要が今後数年にわたり停滞する見通しであるため、不採算店舗の統廃合や店舗のリロケーションなどにより、集客力の向上と販売の効率化を図るためである。

【AutoStanding】米国最新事情:急増・新車見積りウェブサイト
情報を購入するという実需が存在し、その実需を満たすための情報の格差や地理的格差などが存在している限り、こうした事業者は必ず現れる。情報の仲介であり、市場における鞘を抜こうとするアービトレーション行為が行われることは必然であろう。

【AutoStanding】ビジネスアイデアの実現…一般論と応用
今回は、愛知県タクシー協会の例を取り上げて、創出された新規のビジネスアイデアを「実行する」ために必要なことについて考えてみたい。実行までのプロセスは自動車の開発プロセスに似たところあるので、それに準じてまとめることとする。

【AutoStanding】販売も自由化する自動車保険
インターネット上で価格比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムは、100%子会社のカカクコム・インシュアランスを通じ、来店型の保険総合ショップをJR新橋駅近くに開設する。サイト同様に生命、損害保険会社25社の保険商品を幅広く取扱うとのことである。

【AutoStanding】中小法人需要取り込みで始まった競争
一部新聞報道にて、東日カーライフ(一部上場独立系自動車ディーラー)が、年間約1000台を販売している「大企業向け法人販売から撤退する」との記事が掲載された。実際には撤退するわけではないが、中・小法人向けの販売を強化していく方向性であるのは間違いない。

【AutoStanding】渋滞中はクルマ選び!? …SAにショールーム
中日本高速道路がサービスエリア(以下、SA)に自動車のショールームの開設を検討している。ど300〜500台が駐車できる大型SAで、トヨタ自動車など国内大手自動車メーカーと交渉中。今年の10月にも第一号をオープンさせたいとの意向だ。

【AutoStanding】バリューチェーン戦略…日産カーミナル切り替えの例
日産はカレスト村山の出店を発表していたが、先日、「カーミナル」の名称での出店に切り替えることを決定した。その理由として日産の公式発表では、今後の市場動向をはじめとする事業環境を精査した結果とあるが、本当の狙いは明確に伝わってきてはいない。

【AutoStanding】 場所喰い自動車ビジネスの、都会 vs 田舎
JAAは中古車オークション事業者だが、その中でも自動車現物を見た上で売買を成立させる「現車オークション」である。これは競りの開催日に、会場にある駐車場に大量のクルマが並び、競り参加者に見てもらう必要のある典型的な「場所喰いビジネス」である。

【AutoStanding】組み合わせ時代について考える
注目したいのは、本来ゲーム機器であるPSPが、地図情報を提供したり、他にも「トークマン」というコミュニケーションを支援する機能等を持っていることである。つまり一つの機器に様々な機能を組み合わせている点である。

【AutoStanding】縮小するカー用品市場で反攻作戦を練る
カー用品市場は近年縮小傾向にある。自動車用品小売業協会が纏めた04年度の総市場額は4717億円で既存店売上高、客単価、来店客数のいずれの数値も前年度比マイナスである。クルマにこだわりが無ければ、付属用品にもこだわらない人が増えた。