フォード・ジャパン・リミテッドの森田俊生社長は26日都内で会見し、2012年の日本での販売について「前年に対し10%から20%確実に増加させたい」との考えを示した。2011年のフォード・ジャパンの販売実績は約2700台だった。
フォード・ジャパンは2月25日に発売する直列4気筒2リットル直噴ターボエンジンを搭載した『エクスプローラー XLT エコブースト』について、エクスプローラー全体の約2割の販売を目指している。また2012年のエクスプローラー全モデルの販売では約1000台を見込んでいる。
フォード・ジャパン・リミテッドは26日、日本市場における主力車種『エクスプローラー』に、小型化し環境性能を高めた2リットルの新エンジン「エコブースト」を搭載した「エクスプローラー XLT エコブースト」を発表した。2月25日より販売を開始する。
フォード・ジャパン・リミテッドは、フォード『エクスプローラー』が、政府が実施しているエコカー補助金(環境対応車普及促進対策費)制度の対象車種として認められたと発表した。
あまりのでかさに思わず後ずさる気の小さい私である。でも、この大きさを眼前にして、びびらない人は少ないと思う。だって左ハンドルだし。
フォードモーターの新型SUV、『エクスプローラー』。米国に26日、LEGOブロックで作った同車の実物大モデルが出現した。
基本骨格はセダン譲りで車体はFFベース。正直、期待値は高くなかったが、それだけに驚きは大きかった。
本格クロカン走行もOKのアメリカンSUVであり、20年の歴史を誇る『エクスプローラー』。その新型が、モノコック・ボディに3.5リットルV6ユニットを搭載する…と聞いて、首をかしげる人も多いだろう。
一番の驚きはステアリングフィール。今までのアメリカンSUVにありがちな手応えの無さがない。路面からのフィードバックが十分にあって、タッチも繊細。思い通りぶっとばしたままコーナーに進入できる。
“オールニュー”を謳う『エクスプローラー』は、なるほどまずは、そのルックスがそのフレーズを納得させてくれる仕上がり。中でも、スムーズにスラントしたグリルに代表される顔付きは、モダーンさと迫力とがなかなか見事に両立され、見る人に「新しさ」を印象付ける。
オフローダーからCUVに路線変更したのかと思ったら、そんなことはなかった。モノコックボディに横置きエンジン+トルクオンデマンド式4WDと、クルマとしての基本的な部分は大きく変わったが、オフロードでの悪路走破性が全く損なわれていないことを確認することができた。
20年の歴史のなかで最大の変更が施されたという5代目『エクスプローラー』。エクステリアは車幅2mを生かしたワイドボディ、顔つきこそ端正でありながら、筋肉質なボディは迫力が増している。
オフロードを象徴するラダーフレームからオンロード嗜好を強めたモノコックフレームへと変更した新型『エクスプローラー』。
最初の交差点でステアリングを切った瞬間に、従来の『エクスプローラー』とはまったく違う乗り物であると感じた。そして山道に乗り入れると、その感想は確信に変わった。
新型『エクスプローラー』は、「変革」に挑むフォードの本気を感じさせるモデルだ。ボディがモノコック式に、パワートレーンが横置きFFベースに変わっただけでも衝撃度は大きいが、ステアリングを握った後の印象はさらに「!」だったのだ。