ヴェイルサイドのブースの中央に構える黄色のスーパーカー、それが『NSX Fourtune model』(フォーチュン・モデル)である。世界のスーパーカーを目指したというスタイリングだ。
ホンダは、本格2人乗りスポーツカーの『NSX』をマイナーチェンジして発売した。全タイプに電子的な盗難防止装置であるイモビライザーを標準装備するとともに、NSX-Rを除くモデルにCDチェンジャーを標準装備した。
ホンダブースでひときわ熱い視線を集めているのは、ミッドシップスポーツのコンセプトカー、『HSC』だろう。全長4250mm、全幅1900mm、全高1140mmというディメンションは、まさにスーパーカーのそれである。となると、ホンダが鋭意開発中と言われている次期『NSX』との関連性が気になるところだが、あるホンダ関係者によれば「外見、メカニズムとも、開発中のNSXとはほとんど関係ない」という。
次期『NSX』のスタディと言われるホンダのコンセプトモデル『HSC』=ハイスピード・コンセプト。マシンを自在に操る感動とスポーツカーの楽しさをあらゆる人に届ける、というのが根本思想だという。
ホンダは1日、『NSX』『インサイト』『S2000』といった少量生産モデルの組み立てを、栃木製作所高根沢工場から鈴鹿製作所に移管する、と発表した(既報)。高根沢工場は、栃木研究所の1施設として活用することになり、同工場での量産車の生産は、2004年夏をめどに終了する。
ホンダは1日、『NSX』『インサイト』『S2000』など少量生産車種の生産を、2004年夏に現在の栃木製作所高根沢工場から鈴鹿製作所に移管すると発表した。鈴鹿では専用ラインを新設、エンジンから最終組立までの一貫生産体制を構築して少量生産車の効率化を推進する。投資額は数10億円の見込み。
15日、栃木県ツインリンクもてぎにおいて2002年全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第6戦「MOTEGI GT CHAMPION RACE」の決勝レースが行われ、ホンダNSX-GTが1-2フィニッシュ。
ホンダは、10日から12日まで、東京ビッグサイトで開催される国内最大規模の福祉展示会第29回国際福祉機器展に出展すると発表した。
25日、鈴鹿サーキットにおいて「第31回インターナショナル ポッカ1000km」の決勝レースが行われた。決勝はハイペースでの争いとなり、予選2位のTOYOTA SUPRAが優勝、同6位のiDC大塚家具サードスープラが3位と、スープラ勢が安定した強さを見せた。
28日、静岡県・富士スピードウェイにおいて全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第5戦「JAPAN SPECIAL GT CUP」の決勝レースが行われた。決勝はセーフティ・カーが3回も入る波乱のレース展開。