ハイブリッドのSUVだと? そんなもん走るのかよ! と思いたくなるけれど、コイツがじつに元気に走るから驚き。半端なSUVなんて、軽く蹴散らす勢いなのだ。
アクセルオンの瞬間からドカンと背中を蹴飛ばされ、そのままエンジンの回転数と無関係に続く息の長い強力加速感はちょっと異次元の快感。
新搭載の3MZ-FE型V型6気筒3.3リッターエンジンは、ハイブリッド向けらしく効率のよいエンジンに仕上げられており、吹け上がり、パワーフィールとも申し分ない。パワーフィールに関しては電気モーターとの合算になるため、相当にというか強烈なパワフルさを感じさせる実力である。
最近トヨタのハイブリッド路線は、世間の先入観をバリバリ塗り替え中。「燃費いいだけじゃなく、ガンガン走るんです」がそのテーマで、とうとうその波がSUV界にも及んできた。
第39回東京モーターショーは、本日(19日)のプレスデーをもって事実上の幕開けとなった。1954年の初開催以来、50周年の区切りを迎える今回のショーテーマは“Driving Tomorrow!” from Tokyo みんながココロに描いてる、くるまのすべてに新提案」。
東京・池袋のトヨタオートサロン・アムラックス東京では、今年8月に中国とモンゴルの砂漠を舞台に繰り広げられたラリー「北京−ウランバートル2005」において、今年から新設された「エコチャレンジクラス」で優勝した『プリウス』と、2位の『ハリアーハイブリッド』の展示を開始した。
運転席に座ると、スピードメーターの左側はタコメーターかと思ったらkWの表示計がある。これだけでもハイブリッド車に乗ったというインパクトがある。
エンジンと2基のモーター全開、パワーメーターが200kWに張り付いたままのフル加速が、とにかく圧巻。静かさに演出されるためか、ポルシェ『カイエン』、VW『トゥアレグ』、『レンジローバー』といったV8の高性能SUVよりもむしろ速く感じる。
毎年豪華なクリスマスギフトのアイデアを満載して話題となるアメリカの大手デパート、ニーマン・マーカス。特に目玉となるのがニーマン・マーカス特別エディションの自動車で、これまでフォード『サンダーバード』など個性豊かでその年話題をさらったクルマが選ばれて来た。
トヨタテクノクラフトTRDは、トヨタ『ハリアー』(ACU30W・35W、MCU30W・35W)、「ハリアーHV」(MHU38W)、『クルーガー』(ACU25W・25W、MCU20W・25W)、「クルーガーHV」(MHU28W)車用に18インチアルミホイール『TRD TF2』を本日より受注開始した。
東京都豊島区東池袋のアムラックス東京では、6月7日(火)より26日(日)まで、企画展示「話題の新型車でもっとアウトドアライフを楽しもう!」を開催する。
「従来のクルマとは一線を画すスムーズかつシームレスな加速性能」を標榜する『ハリアー/クルーガー・ハイブリッド』。アップダウンのきつい箱根の試乗路を実際に走らせてみると、フィールはまさにその謳い文句どおりである。
チーフエンジニアの岡根幸宏さんは、ハイブリッドのメカニズムそのものの高度化より、むしろハイパワーハイブリッドSUVとして「かつてない走り」を実現させることのほうに腐心したという。
トヨタ自動車は25日『ハリアーハイブリッド/クルーガーハイブリッド』の発売後1カ月の受注が合計3200台と、月間販売目標の3.2倍になったと発表した。
「かつてない加速フィールを持ったクルマを作りたかった」——トヨタ自動車が3月22日に追加設定した『ハリアー/クルーガー・ハイブリッド』。開発のチーフエンジニアを務めた岡根幸宏さんは、自らの思いをこう切り出した。