新型トヨタ『カムリ』のグレード構成はシンプル。 FWDの「G」とAWDの「G Four」がベースで、その上位に装備を充実させた“リミテッドエディション”、さらにFWDには、本革シートをはじめ豪華装備を満載した“ディグニスエディション”が用意される。
トヨタが1月30日に発表した新型『カムリ』のデザイナーは、「力強い走りを予感させる外形。具体的にはセダンとしての伸びやかな水平貴重を持たせつつ重くならず躍動感のあるフォルム」と語る。
新型トヨタ『カムリ』はアメリカ市場をホームグラウンドとするワールドカー。世界でもっとも安全性への要求が厳しい市場でベストセラーの地位をさらに確固たるものにするため、トヨタは新型カムリのボディシェルに、衝撃吸収に関する新技術を投入した。
トヨタが1月30日に発表した新型『カムリ』のインテリアは“アクティブ&エアリー”がキーワード。「ホイールベースを伸ばし室内空間を広げつつ、外から見てもセダンのフォルムを崩さない最適なキャビンを創造した」。
新型トヨタ『カムリ』(1月30日発表)のサスペンションは旧型モデルのシステムを熟成、発展させたもの。形式は前・マクファーソンストラット式、後・デュアルリンクストラット式の、4輪独立懸架式だ。
トヨタが1月30日に発表した新型『カムリ』、平均55歳というターゲットユーザーの年齢層は変わっていない。ヤングアットハートな人たちにしっかりした資質のセダンを提供、40歳代や30歳代からも支持されるのではないか。
1月30日に発表された新型トヨタ『カムリ』。モデルチェンジの度にボディサイズを拡大する車種が多い中で新型カムリは旧型とほとんど変わらないサイズを維持している。
1月30日発表された新型『カムリ』。一番の市場である北米には設定されているハイブリッドモデルは残念ながら日本市場には投入されないようだ。
北米では年間販売台数が40万台にも及ぶ超人気車種のトヨタ『カムリ』、いっぽう国内でのターゲットユーザーはミニバン卒業生だ。50歳前後で子育てから解法され、クルマや服などモノ選びにこだわりをもっている人。
新型トヨタ『カムリ』のインテリアのデザインテーマは「Active & Airy」。すなわち、アクティブで快活な雰囲気作りを狙いとしている。デザインの手法はガラリと変わったが、思想的には開放感を重視した旧型カムリのエッセンスを継承している。
新型トヨタ『カムリ』(1月30日発表)のエンジンは2.4リットル直4の1機種のみ。旧型に搭載の「2AZ-FE」を改良したもので、最高出力は旧型比8psアップの167ps/6000rpm、最大トルクは0.4kgmアップの22.8kgm/4000rpmと、若干の性能向上が図られた。
新型トヨタ『カムリ』のインテリアデザインについて「『Active & Airy』がテーマです。走りの予感と明るくさわやかな空間の両立を目指しました」と語るのは、トヨタ自動車デザイン本部第一トヨタデザイン部長の河津雅彦さん。
新型トヨタ『カムリ』の最大の売りは、室内空間の広さだろう。全長は旧型と同じ4815mmだが、ホイールベースが2775mmと、旧型比55mmも拡大された。そのホイールベース拡大と、フロントガラス下端を大幅に前方に押し出す新パッケージングは、室内空間の大幅な拡大に寄与している。
『カムリ』はアメリカ向けにはワイドボディモデルが投入されてきたが、99年に5ナンバーサイズの日本モデルを廃止し、以後3代続けて米国カムリの右ハンドルバージョンが日本で販売されるに至った。
トヨタ自動車は1月30日、ミディアムセダン『カムリ』をフルモデルチェンジして発表、同日より発売した。CMキャッチコピーは「内面は顔に出る。」、内装が充実し、スタイリッシュな外観に生まれかわったことをアピールする。