多目的軍用車を民間に転用したSUVがハマーだが、当初から一般向けSUVとして開発されたその弟分が『H2』。量産型03年モデルがLAで発表された。6リットルV8エンジン(325HP)で駆動する。予想価格は5万ドル(約660万円)と従来のハマーの約半分。
西海岸では小型セダンをカリカリにチューンしたストリートレーサーが流行しており、映画『ワイルドスピード』にもなったほど。ダッジでは『ネオン』をベースに『ネオンSRT』というホットコンセプトを2000年に発表していたが、ついに03年型として量産する。
コンセプトカーとして発表された2シータークーペのクライスラー『クロスファイアー』が、04年型量産車として展示された。“アメリカン・ドリームマシーン”とクライスラー自身は謳うものの、生産はドイツのスペシャリスト、カルマンに委託される。
レクサス・マークのこの変なクルマは何だ? なんと2054年型の高性能2シーター・パーソナル・スポーツカーである。6月に全米で公開予定の20世紀フォックス/スピルバーグ作品映画『マイノリティ・レポート』に出てくるモデルだ。
“アメリカン・ラグジャリーの究極”というのがリンカーン『コンチネンタル』コンセプトの主張。リンカーンはブランドイメージの復活に努めており、コンチネンタル・コンセプトは再構築されるブランドのイメージリーダーとなる。
ロサンゼルス・オートショー(LAショー)が3日のメディアデイから始まった。FIA公認の国際モーターショーは1国1ショーなので国際ステータス格式はないものの、デトロイトや東京に匹敵する事実上の国際モーターショーだ。一般公開は5日から13日まで。
ジャガー『SタイプR』(2003年型)---400HP、4.2リットルV8を搭載するこのジャガーは、これまでのジャガーとはひと味違う。黒いトリム、大きめのエアインテイク、低めのプロファイルなど際立つ特徴でワールドデビュー。
日産『350Z』(2003年型)---東京モーターショーで発表された『350Z』(日本名『フェアレディZ』)は、アメリカではロサンゼルスがデビューとなる。
2002年1月4日から開かれるロサンゼルス・オートショーに出展される、各メーカーの自動車ラインアップが出始めたので、とりあえずの一覧をリストする。
ロサンゼルス・オートショーの目玉のひとつとなりそうなのが、10年ぶりにアメリカに戻ってくるマセラティの展示。マセラティは、「マセラティ・スパイダー・エキビジョン」と名付けたパフォーマンスを行うという。
カリフォルニア州にあるトヨタのデザインセンター、キャルティ・デザインリサーチが開発を手掛けたトヨタ『マトリックス』2003年市販モデルが、来年1月のロサンゼルス・オートショーでワールドデビューする。
今年のロサンゼルス、デトロイト、両オートショーに登場したクライスラーのコンセプトモデル、『クロスファイアー』が早くも市販バージョンとなって来02年ロサンゼルス・オートショーでデビューする。