いすゞ自動車と日野自動車は5月27日、共同開発を進めていた国産初のハイブリッド連節バス、いすゞ『エルガデュオ』、日野『ブルーリボン・ハイブリッド連節バス』の販売を開始した。
「緊急停止、おつかまりください!」と車内に自動アナウンスが流れ、ゆるいブレーキが3.2秒。クラクションが繰り返し高鳴り、ハザードランプが点灯、LEDブレーキランプが激しく点滅し急制動。これが、路線バスで世界初採用の運転手異常時ブレーキの瞬間だ。
「いつも使い慣れてる路線バス車両と同じ使い勝手で、連節バスも扱えないか」 そんな現場からの声から、産声をあげた国産初のハイブリッド連節バス。いすゞと日野が共同で開発した最新鋭路線バスは、一部に海外で実績のある部品を採用した、いいとこ取りモデルだ。
いすゞ自動車と日野自動車は5月24日、国産初のハイブリッド連節バスを共同開発、近日中に両社より発売する予定だと発表した。
22日から24日までの3日間、パシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2019」。トヨタグループのトラックメーカー、日野自動車は今年中の発売が見込まれている小型トラック『デュトロ・ハイブリッド』の改良版を先行展示した。
いすゞ自動車と日野自動車は5月16日、大型観光バス『いすゞガーラ』と『日野セレガ』の排出ガス発散防止装置(NOxセンサ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2017年7月18日から2019年4月5日に製造された413台。