ニューヨークモーターショーで初公開され、年内に北米での販売を開始する新型スバル『インプレッサ』。「クラス以上の価値」をコンセプトに、デザイン、室内空間、素材、燃費、走行性能など全面改良を加えた。今回日本で1台のみ公開された新型セダンを写真で紹介する。
今やスバル『インプレッサ』のメイン市場は北米だ。2010年、インプレッサの世界販売は11万台、うち5万3000台が北米で、日本はその半分。好調な販売を続ける北米でさらなる成長を見込むため、一大市場を築くCセグメントセダン市場に切り込むことが新型の使命となった。
日本に先駆け北米で販売を開始するスバルの新型『インプレッサ』。大胆なイメージチェンジを図ったデザインの背景についてスバル商品企画本部デザイン部の石井守副部長は、「インプレッサはエポックメイキングなクルマでなければならない。それが最大の課題だった」と語る。
ニューヨークモーターショーで日本よりひと足先に公開されたスバルの新型『インプレッサ』。スバルファンにとって注目なのはスポーツグレード「WRX STI」の存在だろう。開発者によると、この新型をベースとした従来のようなWRX STIが登場する可能性はきわめて低い、という。
STIは『インプレッサWRX STI』向けのFIA「R4」規定パーツの公認を取得、「インプレッサR4」はラリーのIRCにグループNから参戦する。初陣となった12〜14日のツール・ド・コルス(フランス)で新井敏弘選手が13位だった。
ニューヨークモーターショーで世界初公開となったスバルの新型『インプレッサ』。開発に当たり重要視したのは、「クラスを超えた新しい価値観を提供すること」だったと、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの竹内明英氏は語る。
STIは、『インプレッサWRX STI』シリーズの「R4」対応パーツのホモロゲーションを1日に取得した。このインプレッサでグループNからIRCに参戦する日本人ドライバーは、チームARAIの新井敏弘選手と、チームADVAN奴田原の奴田原文雄選手だ。
STIは、『インプレッサWRX STI』の「R4」対応パーツのホモロゲーションを取得した。この「R4インプレッサ」でIRCに参戦する日本人ドライバーは新井敏弘選手と奴田原文雄選手。タイヤを供給するのは横浜ゴムである。
スバルテクニカインターナショナル(STI)は、『インプレッサWRX STI』シリーズの「R4」対応パーツのホモロゲーションを1日に取得したと発表した。このマシンはラリーの「IRC」シリーズに今2011年から参戦する。
富士重工業は、スバル『インプレッサWRX STI』シリーズでのFIA(国際自動車連盟)の「グループN」に加え、新たに「グループR4」のホモロゲーション(レース公認)を5月1日に取得したと発表した。