完全自動運転システムの開発を行うチューリングと資本業務提携契約を締結
三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、三菱HCキャピ タル)は、AI 基盤モデルを駆使した完全自動運転システムの開発を行う Turing 株式会社(代表 取締役:山本 一成/以下、チューリング)と、このたび、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。
今後、両社は本提携にもとづき、完全自動運転の実現に向けた共同サービスの構築をめざします。
■本提携の背景と内容について
日本の基幹産業である自動車業界は、自動車を取り巻くデジタル技術の進展に伴い、バリ ューチェーンや産業構造が大きく変化しています。そのようななか、政府は「モビリティ DX 戦 略」のもと、官民連携による取組を進めるべき領域として、「SDV*1」「モビリティサービス(自動 運転等)」「データ利活用」の 3 領域を特定しており、自動車メーカーをはじめ、スタートアップ 企業、IT企業、大学、研究機関など、多様なプレイヤーがモビリティDX戦略の取り組みに参画しています。
三菱HCキャピタルは多様な顧客基盤やパートナー企業とのネットワーク、ファイナンス機能、アセットの価値を生かすノウハウ、事業のマネジメント能力を有しており、デジタル技術を活用して社会的課題の解決につながる新規サービスや新たな事業の創出に取り組んでいます。
チューリングは経済産業省などが推進している国内生成 AI 開発プロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」に採択されるなど、自動運転AIモデ ルの開発やその開発に必要なデジタルインフラの構築・運用ノウハウを有しており、完全自動 運転に向けたAI基盤モデル*2の開発を推進しています。
こうした背景を踏まえ、三菱HCキャピタルは完全自動運転領域におけるビジネス機会の探索と、AI開発に不可欠なデジタルインフラ構築の支援を目的として本提携を締結しました。
本提携は、三菱HCキャピタルが、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた新 サービスの創出、新事業の開発促進を目的に運用する、「イノベーション投資ファンド*3」を活用したものです。
*1 Software Defined Vehicleの略で、クラウドとの通信により自動車の機能を継続的にアップデートすることで運転 機能の高度化をするなど、従来車にない新たな価値の実現が可能な次世代の自動車のこと
*2 自動運転に必要な認識、判断、制御を統合する大規模AIモデル
*3 2023年6月8日付ニュースリリース「総額100億円のイノベーション投資ファンドを創設」
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2023060801.pdf
■チューリングの概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/165128/table/29_1_9e9a546395a8a7e510ef24296c2195fc.jpg?v=202511170320 ]
■三菱HCキャピタルグループについて
三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現に向けて、祖業のリースはもとより、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に活用したサービスや事業経営などに取り組んでいます。「カスタマーソリューション」「海外カスタマー」「環境エネルギー」「航空」「ロジスティクス」「不動産」「モビリティ」の7つのセグメントのもと、連結総資産は11兆円超、連結従業員は約8,400人を擁し、世界20カ国以上で事業を展開しています(2025年3月末時点)。
わたしたちは、絶えず変化する社会や事業環境の変化を先取りし、お客さま・パートナーとともに新たな社会価値を創出することで、社会的課題の解決、ひいては持続可能で豊かな未来の実現に貢献していきます。
詳しくは、三菱HCキャピタルのウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
プレスリリース提供:PR TIMES
